鮭のうまさ、鮭それぞれ

コラム

鮭には様々な種類がありますが、それぞれの美味しさがございます。
鮭の特徴に合わせて、料理やお酒を選ぶと、楽しく召し上がれると思いますので、ぜひ参考にしてみてください♪


キングサーモン

「王様」の名前にふさわしく、とりわけ脂がのっていて、とろけるような舌ざわりと濃厚な旨みが特徴です。
スモークサーモンには、ニュージーランド産が適しています。
サーモンの中でもトップクラスに脂がのっているため、酸味の強いマイヤーレモンやネーブルオレンジの果汁と相性が良いです。
名前とは裏腹に身質が非常に繊細なため、加熱調理するよりもスモークサーモンそのままでお召し上がりいただくことをお勧めします。


アトランティックサーモン

脂のノリが良く、やわらかな身質やふくよかな食感が人気です。
欧州では主流となっている魚種で、独特の香りとピンクがかった身色が特徴です。
ノルウェー産アトランティックサーモンの中でも、”ブルーサークルサーモン”というブランドは水深の深い、澄んだ海域で漁獲されたサーモンになります。
ブラックペッパーを一振り加えると全く違った印象で楽しめます。


フィヨルドサーモン(ノルウェー産サーモントラウト)

クセがなく、日本での流通量が多いです。
食べ慣れていることもあり日本人に人気の魚種です。
深いオレンジの身色が様々な料理で見栄えが良く、調理に適しています。


紅鮭

身が厚く引き締まり、脂ののり、香りが程よく絶妙です。サーモンの中で最も赤い身色になります。
日本では特に人気で、スモークサーモンや切り身など、あらゆる加工に適しています。
スーパーでもよく見かけるかと思います。
紅鮭は天然物しか存在せず、産地・年度によって味わいが異なるため漁獲シーズンが楽しみなサーモンです。
ロシア産、カナダ産、アラスカ産などが有名で、どれも甲乙つけがたい美味しさです。
カナダ産はとりわけ脂ののりが良く、アラスカ産はプリッとした身質と強い香りが特徴です。
ロシア産は程よい脂ののりに、癖のない柔らかい香りで非常にバランスの取れた良質な紅鮭です。


北海道産鮭(白鮭)

しっとりとした身質で、和洋どちらの料理にも合うさっぱりとした味わい。
白鮭は天然物しか存在せず、スモークサーモン、切り身や漬け魚に適しています。

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