スーパーで美味しい鮭の切り身を見分ける方法!

コラム

同じスーパーで購入した鮭なのに、
日によって脂の乗りや美味しさが違うことはないでしょうか?

実は、ちょっと気を付けるだけで、
美味しい鮭を見つけることが出来るのです。

今回は、
美味しい鮭の切り身を見分ける方法を伝授させていただきます!

部位の違いについて

最初に覚えていただきたいのが、
鮭の部位の違いです。

マグロにトロや赤身の違いがあるように、
鮭も部位によって味わいや脂が異なってきます。

まずは鮭の半身を図解して見てみましょう!

鮭の半身を上から見ると、このような形になっています。
イメージで言うと・・・
腹側がカルビ、背側がロース、尾側がハラミのような脂質と食感です。

緑で囲んだ部分は脂を多く含んだハラス。
青で囲んだ部分は歯ごたえのある身質で、
中骨以外に小骨がないので食べやすい。
背側は旨味があって美味しいのですが、
黄色い線の箇所に見つけにくい骨があります。

では次に、一般的な切身がどのようにカットされているのか見ていきましょう。

ざっくり、このようにカットしていきます。
尾側に向けて徐々に斜めになっていくのは、
切身の長さを揃えるためです!

では、スーパーで見かけた鮭の切身がどの箇所にあたるのか、
実際の切身の画像で説明します。

頭側の切り身の場合

頭側の切り身は「弓型」になります。
また皮は白い部分が多め、もしくは白と黒が半々といったところです。

頭に近い切身は、ハラス部分を多く含むため、脂を多く感じます。
そのため、炊きたてのご飯との相性が抜群です。
シンプルに美味しい!

尾側の切り身の場合

尾側の切身は、「半月型」になります。
皮で見分ける場合は、ほとんど黒のモノです。

尾に近い切身は、小骨が少ないので、ほぐしておにぎりの具材やフレークにすることが簡単!
そして、身質がしっかりしていて、脂でギトギトにならないので、冷めても美味しい!
つまり、おにぎりはこの部位が最適です。

白い筋を見つけるべし!

焼鮭にする場合は、脂の多い頭(腹)側がお勧めですが、
その切り身にしっかり脂がのっているかは、
白い筋で見分けることができます。

皮と身の間に白い筋が入っていると脂の乗りが良い証拠です。

さらに拡大してみて…この部分です!!

この白い筋、鮭の脂の塊です。
一般的に”ハラス”と呼ばれていますが、
マグロでいう大トロのことです!

この白い筋を見つけたら、すぐに買いましょう^^


いかがだったでしょうか?

スーパーで焼鮭用の鮭をご購入される際は、
①頭側(弓型、白い皮)を選ぶ
②白い筋が多い鮭を選ぶ
を試してみてください!!!
(おにぎりの具材やフライ、漬けにする場合は、尾側も美味しいです♪)

最後に表にまとめてみました♪

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